子どもたちをすくえ!救急医療最前線」

山田 至康 先生(1回 順天堂大学浦安病院救急診療科 教授)

山田 至康先生 現職の医師である山田至康先生が、小児科・産婦人科における救急医療の過酷な現状についてお話くださった。また、専門的な医学知識を踏まえた具体的な救命方法についてビデオやスライドで説明され、救急の現場で人材が求められていることを子供たちは学習した。その後、実際に病院の研修で使用されている人形を使って、BLS(一時救命処置)の実技実習をした。子ども達は、実際の救命活動のように、真剣に取り組んでいた。

「未来は君たちの晴れ舞台」

遠藤 博子(藤 京子) 先生(1回  宝塚歌劇団)
藤 京子先生 宝塚歌劇団に所属されている遠藤博子(藤 京子)先生が、宝塚歌劇の成り立ちや舞台裏の話によって、どんな仕事でも大切でありスポットライトをあびているスターの陰には、多くの人の働きがあることを知り、どんな仕事にもどんな人にも価値があることを子どもに説いた。
 後半は、子ども達一人ひとりが役者になったつもりで、大きな声を出す練習や、音楽にあわせてのウォーキング・ジャズダンスなど、実際に身体を動かす実習を楽しんだ。

「教室を平面図に描いてみよう!」

窪田 美知夫 先生(1回  建築設計室ダブルトーク 一級建築士)
窪田美知夫先生 一級建築士として活躍されている窪田美知夫先生が、子どもたちが何気なく毎日を過ごしている教室の寸法を測って平面図におこすという授業を行い、学校で学んでいることは実社会と必ずどこかでつながっていることを「建築」を通じて説いた。
 子どもたちは初めて目にする建物の図面に興味津々で、真剣な表情で耳を傾けていた。二班に分かれて実際に平面図を描く作業に入ると、メジャーを片手に建築士さながらになって作業に没頭する姿も見られ、意欲的に取り組んでいた。

「食べること」と「幸福」

藤田 恵子 先生(1回 フード・コーディネーター)
藤田 恵子先生 フード・コーディネーターの藤田恵子先生が、フード・コーディネーターという職業とはどんなものかを紹介し、その職業を通じて「食べること」にどんな意味を見いたしたのかを、ビデオや紙芝居を使って子ども達にも分かりやすく話した。
 後半には、子ども達が実際に自分の食べるクレープを焼いてトッピングをし、「食べる」楽しみを実習した。(アシスタント;石田寿子氏)