「音の探検隊」~リュートの紹介と演奏~
佐野 健二 先生(5回 相愛大学講師・リュート奏者)
佐野健二先生 相愛大学講師でリュート奏者である佐野健二先生が16世紀にヨーロッパで最も愛されたというリュートという楽器、そしてソプラノリコーダー・テノールリコーダー・ギターの原型のウクレレなどの楽器も紹介した。その後グリーンスリープズを子どもたちがリコーダーで吹き、リュートと合奏した。その後、リュートの音色や響きが演奏する場所に寄って違うことを聞き比べるために、ルルドの小川(屋外)、グロッタ、コルベ講堂、教会と場所を変えて演奏した。電気を消して暗くしたり、目を閉じて聞いたりしても音の響きの感じ方が変わることも知った。最後にコルベ講堂でリュートの演奏と、奥様の歌を聴かせて頂いた。その素晴らしさに児童は真剣に聞き入っていた。
「テレビニュースはこうしてできる!」
池田 龍一 先生(6回 関西テレビ報道局 報道映像部 部長)
池田龍一先生 関西テレビ放送報道局報道映像部部長の池田龍一先生が仕事に対する責任と、仕事にかける情熱が自分を生かし、人々の喜びへとつながっていくことを語り、その楽しさを見つけるために 自分を磨く勉強をして下さいと子どもたちを励ました。後半は、一緒にお越し頂いた関西テレビのスタッフの方々が、特設スタジオを用意下さり、実際の機材を用いて子どもたちのニュース番組作りを指導した。テレビで放映されている本物と同じ構成での番組作りに、子どもたちは興奮しながらも真剣に夢中で取り組んでいた。
「歯科を通してみた世界、そして未来」
吉竹 弘行 先生(9回 吉竹歯科医院 院長)
吉竹 弘行先生 吉竹歯科医院院長で歯科医師の吉竹 弘行先生が授業を行った。前半は 歯の仕組みや治療の様子スライドショーで説明され、子どもたちの疑問に答えた。後半はバヌアツでの医療活動の苦労や喜びなどを子どもたちに真剣に訴えて、本当に価値ある生き方とは、人生とはなにか。困った人の気持ちを心から分かってあげることの難しさを語った。最後に先生は自分自身の名誉や出世ではなく、どうすれば世界の人々に役立てるかを考えて欲しい。そうすれば素晴らしい未来が待っていると結んだ。熱っぽく語られた授業で子どもたちは多くのものを心に刻み込んだようである。
「ボトルキャップの秘密」
久 義裕 先生(14回 久金属工業 取締役)
久 義裕先生 アルコール飲料や医薬品のビンに使われるキャップを製造している久金属工業 取締役の久 義裕先生がアルミキャップの作り方やひみつについて授業を行った。「ものづくり」の面白さを子どもたちは実物や映像を見ながら、時に楽しく、時に真剣に耳を傾けていた。普段何気なく手に取っているキャップの印字や細工の細かさに、子どもたちも改めて驚いていた。