「建築士の仕事」 4年1組

藤原 由紀先生(15回 櫟設計室 代表)
藤原 由紀先生
 建築士のお仕事について、授業を受けました子どもたちは、藤原先生が教室に入ってくるまで、楽しみで楽しみで仕方ない様子でした。歓迎のメッセージを黒板にかき、今か今かと待ち構えていました。授業が始まると、藤原先生のお話に、熱心に耳をかたむけます。なぜ建築士になったのか、小さいころからのお話から始まりました。その後は、建築士の資格や種類、仕事内容について、スライドを使って説明されました。その後は、いよいよ子どもたちが設計にかかります。班ごとに分かれて、どんなところに家を建てたいか?どんな部屋が必要か?など、夢のあるお家づくりが始まりました。模造紙に設計していく子どもたち。藤原先生も、班を回りながら、アドバイスを送られました。最後に、班ごとの発表です。思い思いのお家ができたのでしょうか?時間がもう少しあればと、残念がる子どもたちでしたが、設計士としての体験を楽しめたのではないでしょうか。授業後に「先生、建築士にとても興味がわいてきました。」と言う子供たちの声を聞きました。子どもたちの未来予想図、確実に広まったようです。最後に、感謝の気持ちを込めて、拍手で藤原先生をお見送りしました。

「消化器外科および人工透析医療について」 4年2組

                   

門田 和之先生(30回 貴生病院 副院長)
門田 和之先生
 4年生の子どもたちにとっては、初めての未来予想図となりました。将来の夢が「お医者さん」という子が多いこともあり、興味深そうに門田先生の話を聞いていました。門田先生のお話では、前半でご自身が子ども時代から今に至るまでをどんな生活を過ごしてきたかについてパワーポイントを使って説明がありました。子どものころにゲームが好きだったことや、4年生からのクラブの話が出ると、子どもたちは親近感を持って話を聞いていました。後半は医師になってからの生活や、どんな研究や仕事をされてきたのかについて説明がありました。「医師」と一言で言っても、様々な仕事内容があるということや、多忙な生活であること、そういった中でもやりがいのあるということを子どもたちは知ることができました。実際に仕事で使う機材も持ち込んでくださって、子どもたちにも血管に管を通す様子を教えてくださりました。子どもたちが、どんどん機材見たさに門田先生に近づく様子が、子どもたちの興味関心の高さを物語っていました(数人の子どもたちは実際に機材に触らせていただきました)。授業の最後、命を預かるものとして、命の尊さや、生きることの大切さをメッセージとして伝えてくださいました。感謝です。

「お金のお仕事」 5年1組

 武田 治久先生(19回 みずほ銀行四ツ橋支店 支店長)
武田 治久先生
 子どものうちはあまり縁がない、しかしこれから大きくなっていく過程で必ず学んでいかなくてはいけない「お金の大切さ」。お金のお仕事と題されて、武田先生に授業をしていただきました。身近な買い物の場面や、今まで考えたこともないようなケースでのお金の仕組みを学び、「へー!そうなっているんだ!」と思わず声が漏れていました。銀行の仕事についても子どもたちにわかりやすく教えていただき、銀行員というお仕事にいて関心を抱くことができました。授業の後半では実際に通帳(メモ帳)をいただいたり、勘定用の紙束を広げてみたり、ちょっぴり大人になったような経験をすることができました。先生はお金に関するトラブルや事件などをいかに防止できるかを説明してくださり、少しでも子どもたちのためになればという熱い思いで授業してくださいました。今後子どもたちがお金を使うシーンで今日いただいた様々なお言葉をふと思い出してくれることを期待しています。

「すまいろん」 5年2組

近藤 康貴先生(25回 積水ハウス株式会社 神戸支店 神戸駅前2店 店長)
近藤 康貴先生
 「『衣・食・住』のどれに興味がありますか?」お話のスタートは子ども達へのこの質問でした。結果、30名中9名が『住』に手を挙げました(ちなみに『衣』が5名、『食』が16名でした!)。今回5年2組は住宅メーカーにお勤めの近藤先生に特別授業をしていただきました。普段5年生の子ども達は『住』について意識することはあまりないかもしれません。しかし、今日の2時間はちょっと違いました。前半はご用意いただいた冊子を基に『住まい」についての話をお聞きし、後半は『自分が住んでみたい家』を紙に自由に描くというということをしました。一人ひとりが紙に書く前には、グル-プで1枚の紙に「エレベーター」「大きな庭」「茶室」等々こんなのがあればいいな・・・と思うことを互いに出し合いました。「食糧倉庫」なんていうのもありました。その後自由に住みたい家の絵を描いていたのですが、子ども達のやわらかい想像力は留まることを知りません。まだまだ描きたいという子どもたちがたくさんいる中、あっという間に時間がきてしまったのですが、子ども達にとって心に残る素敵な2時間となりました。