「想像力、創造力・・・つかもう未来!!」 4年1組

橋本 典子 先生(10回 振付家)
橋本 典子 先生
 「想像力、創造力…つかもう未来!」をテーマに振付家の橋本典子先生に授業をしていただきました。体育館に集まった4年1組の子どもたちは、お気に入りの服に身を包み、やる気いっぱいで先生を迎えました。橋本先生は、ダンスが苦手な子もいつのまにかリズムをとってダンスしている、①②③④の数字を足でふむとステップが踏める方法で教えてくださいました。基本的なステップを教わった後は、4つのダンスチームに分かれてオリジナルダンスの創作をしました。橋本先生との出会いで子供たちは、できないという前に挑戦しよう、創造力を働かそう!というメッセージを心と体で受け取ったようです。

「すまいろん」 4年2組

近藤 康貴 先生(25回 積水ハウス株式会社)
近藤 康貴 先生
 一級建築士の近藤康貴先生に「すまいろん」というタイトルで設計のお話をお伺いした後で、子どもたちが、将来自分が住んでみたいと思う家をデザインしました。「設計五者の心得」(=学者・医者・易者・役者・芸者)というものを、クイズ形式でお話いただいたお陰で楽しく授業が展開しました。実際の家の100分の1の模型を見せていただいたり、1枚のコンパネ(合板)から作られたイスを見せていただいたりして、驚きと感心とであっという間の2時間でした。子どもたちが描いた家は、どれも夢に溢れているものばかりでした。

「ウンコのおはなし」 4年3組

 松村 徹也 先生(15回 松村クリニック院長)
松村 徹也 先生
 「ウンコ」と聞いて大喜びしていた子どもたち!!しかし、松村徹也先生の排便と健康の関係の授業が進むにつれて、徐々に真剣な顔つきになっていきました。消化器官の基礎知識から、医学的な専門の知識に至るまで、とても丁寧に解説してくださったおかげで、食物繊維を摂取しないと起こりやすくなる病気の写真(大腸の内視鏡画像)を見たときには、野菜嫌いの子どもたちから、『今日から野菜にチャレンジしよう!!』という声があがりました。素人の我々が『好き嫌いはいけません。』と口酸っぱく言うよりも、専門家の一言の方が説得力・リアリティーがありますね。授業後に、『焼肉のときには必ず一緒に野菜を食べよう!!』と話している子どもたちの姿がとても印象的でした。

「10歳からのヒサイシャ学入門」 5年1組

立木 茂雄 先生(7回 同志社大学教授)
立木 茂雄 先生

 同志社大学社会学部教授の立木茂雄先生に「10歳からのヒサイシャ学」というタイトルでお話を伺いました。阪神淡路大震災や東日本大震災を話題に取り上げられ、防災・減災に対して自分たちがどのように関わっていけばよいかを学びました。火事・津波・洪水などが起こることが災害ではなく、それらのハザード(危険要因)と社会の脆弱性(古い建築物や対応の遅れなど)が交わることで「災害」になることを教わりました。また、実際に地震が起こった状況を想像し、その時に自分がとるべき行動を考えることで、防災の心構えを学んでいきました。

「国家公務員の仕事・これからの宇宙利用」 5年2組

青木 幹夫 先生(22回 経済産業省通商政策局調査企画室長)
青木 幹夫 先生
 経済産業省通商政策局調査企画室長の青木先生の授業が行われました。前半は国家公務員の説明のために、三権分立や法律・経済・国際政治について五年生が分かりやすいように、丁寧に教えて下さいました。また新興国への進出のお仕事にも触れ、子ども達の興味をひいていました。後半はロケットと人工衛星の映像を交えながら、これからの宇宙旅行につて説明して下さいました。また、子ども達には将来は海外にも目を向けて、日本を豊かにできる職業に就いてほしいとおっしゃっていました。

「弁護士の仕事」 5年3組 

福岡 真之介 先生(25回 西村あさひ法律事務所パートナー)
福岡 真之介 先生
 弁護士の福岡真之介先生に「弁護士ってどんな仕事?」というテーマでお話を伺いました。前半は、「拾った猫を捨てたら犯罪?」など、身近な事柄についての「法律クイズ」に熱中しました。後半は、「ブレーキの壊れた列車の行方をどう切り替える?」という事例に悩みながら、「法律だけでは決められない難しい判断」を体感しました。最後の「法律を作ってみよう!」では、子どもたちから様々な法案が飛び出しました。子ども達はこの個性的な法案に笑顔を見せながらも、法案を作ることの難しさを肌で感じていました。